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【学生必見!】複数ページのPDFを1枚に印刷する方法

先日、大学の中間テストの期間があり、授業資料などのプリントを大量に印刷している学生が多くいました・・・。大学生となると資料の持ち込みが認められるテストが多々ありますよね。

 

 そんな中、明らかに持ち込む量じゃないほどのになったプリントを持っている人などがいました。きっと授業資料の1ページを紙1枚に印刷しているのでしょう・・・。紙ももったいないし、学内の印刷機であれば使用量の制限もあるだろうしモッタイナ

 

 

てなわけで、今回はPDFの印刷の際に複数のページを紙1枚に印刷する方法を伝授します。【テスト前の大学生は必見です笑!!!!!今回は一般的に良く普及しているPDF用のソフトウェアであるAdobe Acrobatでの方法をお伝えしていきます。

 

 

1.まずはAdobe Acrobatで印刷したいデータを開く

 

2.「ファイル」の「印刷」へ飛ぶ

 

3.「ページサイズ処理」で「複数」を選択



4.「1枚当たりのページ数」に紙1枚に印刷したいPDFのページ数を設定



5.縦横の選択をして印刷実行!

 

 

めちゃくちゃ簡単ですね!!!

 

 

​ArduinoでLEDをボタン操作で制御する方法 – ステップバイステップガイド~LEDをボタンで制御しよう~

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/Physiaki/20221126/20221126203706.png

このブログでは定期的にArduinoでの様々な電子工作について紹介やオススメをしています。Arduinoが初めての方にも丁寧で分かりやすいブログになるように頑張っています!

 

 

今回は新たに「Arduinoで楽しく開発」と題して、初心者コース④~LEDをボタンで制御しよう~と言うことで、LEDとボタンを使った制御について紹介しますArduinoの始め方どう、と言った人はぜひ過去の記事と合わせて読んでみてください!

 

 

Arduinoで楽しく開発ー初心者コース④~LEDをボタンで制御しよう~

 

 

 

Arduinoをお持ちでない方は、こちらの入出力モジュールがセットのものがオススメです。基本的にこのセットがあれば様々なプログラムを実際に動かして楽しめます。これらはArduinoUno互換品となっています。

 

 

私が使用している純正品のArduinoUnoはこちらです。

 
ArduinoC言語C++と呼ばれるプログラミング言語を使用してプログラムを書いていきます。ArduinoC言語の基礎的な学習Arduino特有の関数などをより勉強したい方はこちらの本が常に役立つのでオススメです。私も、日ごろこちらの本で大変勉強になっていす。

 

 

 

 

1. ボタンを押している間はLEDを点灯する

 (Ⅰ)プッシュボタン

今回は下の画像のようなプッシュボタンと呼ばれるArduinoへのインプット、言わばセンサーを使います。

このボタンの状態をアナログで読み取りArduinoに認識させます。セットのArduinoを購入している場合付属されてます。お持ちでない方はリンクを参考に購入してください。

 
 
 
 (Ⅱ)プログラム例

今回はまずボタンが押されている間LEDが点灯するものを作っていきます。プログラム例は以下の様になります。

const int LED = 13;      //LEDを接続するピン
const int BUTTON = 8;    //①プッシュボタンを接続するピン 
int val = 0;             //②入力(ボタン)ピンの状態を記憶する変数(val)

void setup()
{
  pinMode(LED, OUTPUT);  //LEDは出力であると定義
  pinMode(BUTTON, INPUT);//③同様にBUTTONは入力であると定義
}

void loop()
{
  val = digitalRead(BUTTON); //④入力ピンの読み取った値をvalに格納
  
  if (val == HIGH)  //⑤
  {
    digitalWrite(LED, HIGH);  //LEDをON
  }
  
  else  //⑥
  {
    digitalWrite(LED, LOW);   //LEDをOFF
  }
}

コメントアウト(//)でプログラムの目的を記載しています。以前の記事で学んだ部分は説明を省きます。

 

①今回使用するボタンはプッシュボタンと呼ばれるものです。後ほど回路の時に詳しく説明します。このボタンをD8ピンと接続することを設定します。

 

ボタンの値を格納する変数を定義します。読み取れる値は整数型なのでintで定義されています。

 

③ボタンを接続しているピンがArduinoに対し入力であることを設定します。(LEDには指令するため出力)

 

④ボタンピンから入力されるデジタル値をdigitalReadを用いて①で定義した変数valに格します。今回はHIGH(ボタンが押されている)かLOW(ボタンが押されていない)としてvalに格納されます。

 

if文(条件文)を使いボタンからの値によって{}の中の文を実行します。ここではボタンがHIGH(押されている)の時にLEDをHIGHにする信号を送るようにプログラムされています。

 

⑥⑤でのif(条件)文に当てはまらなかったelseの場合、下に続く{}の中の文を実行します。ここでは、LEDが消灯されるようにプログラムされています。⑤の条件に当てはまっている場合はこのelseの部分はスキップされることになります。

 

 

 (Ⅲ)回路構成

 前述のプログラムに沿って以下の図の様に回路を組み立てていきましょう。

回路図

LEDはアノード(足の長いほう)が13番ピンである事に注意してください。プッシュボタンには5Vから電圧を印加し、ボタンのアナログ値を読み込むD8ピンと抵抗(10kΩ)を介してGND(グラウンド)に落とします。

 

 

 (Ⅳ)実際にボタンで光らせる

プログラムと回路が完成したらさっそく動かしていきましょう。動画の様に制御できていれば完成です!


www.youtube.com

 

 

 

 

 

2.ボタンでLEDのon・off切り替えスイッチ

 (Ⅰ)プログラム

次に作成していくのは1回ボタンを押すと点灯しもう一度押すと消灯する、一般的な照明のボタンによるLEDの制御です。

const int LED = 13;      //LEDを接続するピン
const int BUTTON = 8;    //プッシュボタンを接続するピン 
int val = 0;             //入力(ボタン)ピンの状態を記憶する変数(val)
int old_val = 0;         //①更新前のvalの値を格納する変数
int s = 0;               //②現在のon・offの状態を判断する変数

void setup()
{
  pinMode(LED, OUTPUT);  //LEDは出力であると定義
  pinMode(BUTTON, INPUT);//同様にBUTTONは入力であると定義
}

void loop()
{
  val = digitalRead(BUTTON); //入力ピンの読み取った値をvalに格納
    if (val == HIGH && old_val == LOW)  //③
  {
    s = 1 - s;       //④
    delay(10);
  }
  old_val=val;       //⑤
  
  if(s == 1)         //⑥
  {
    digitalWrite(LED, HIGH);  //LEDをON
    }
    
  else  //
  {
    digitalWrite(LED, LOW);   //LEDをOFF
  }
}

1のプログラムに追加をしてこのように作成します。ポイントになる部分を説明していきます。

 

①loopの中でプログラムが1周し繰り返す際に、前のloopで定まったvalの値を記録しておくold_valを整数型(int)で定義しています。これが必要になる理由について以下で詳しく説明します。

  • プッシュボタンは金属板を触れ合わせて感知する単純な仕組みであることから、押し込み具合によってチャタリングと呼ばれる瞬間的な金属板の導通・非導通がおこる。

 

  • この現象により瞬間的なon・offが繰り返されLEDが正常にコントロールできない場合がある。

 

 

②現在のLEDへの指令を0,1で判断するための変数sを定義

 

ボタンがHIGH(押されている)かつ、前のloopでのval(old_val)がLOW(押されていない)場合の条件式で条件文を作っています。これにより①で説明したチャタリングによる意図しないスイッチの切り替えを防ぎます。

 

④この式で②で定義したLEDの指令を判断するための変数を、1から自分自身(s)を引いた数にします。③で示したif文内でこれを実行することで、ボタンが押されるとs=1,もう一度押すとs=0,もう一度押すとs=1を繰り返すことができます。

また、delayを10ms挿入することで条件文が瞬間的に繰り返されるHIGH,LOW(チャタリング)により誤作動しないようにします。

 

⑤次のloopでvalが変更される前にここで今回のloopで確定しているvalの値を①で定義したold_valに格納します。これにより次のloopの条件文でold_valを正しく認識することになります。

 

⑥ここで③④で決定されるsの値が1の場合にLEDを点灯させる指示となる条件文を書きます。続くelseでs=1ではない場合、つまり=0の時にLEDがoffになるように指令します。

 

 (Ⅱ)回路構成

 回路構成は1つ前の回路をそのまま使います。

 

 

 (Ⅲ)実際にボタンで光らせる

それでは実際にボタンを押してon,offを切り替えてみましょう。動画の様に制御できていれば完成です!


www.youtube.com

 

 

 

今回は以上です。次回はサーボモーターかジョイスティックとかをいじろうと思います。ではまた!

【完全初心者用】Arduinoで楽しく開発ー初心者コース③~LEDを光らせよう~

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このブログでは定期的にArduinoでの様々な電子工作について紹介やオススメをしてい

ます。Arduinoが初めての方にも丁寧で分かりやすいブログになるように頑張っていま

す!

 

 

今回は新たに「Arduinoで楽しく開発」と題して、初心者コース③~LEDを光らせよう

~と言うことで、基本的なLEDの光らせ方を紹介します!Arduinoの始め方どうやっ

てやる、と言った人はぜひ過去の記事と合わせて読んでみてください!

 

 

初心者コース③~LEDを光らせよう~

 

 

 

Arduinoをお持ちでない方は、こちらの入出力モジュールがセットのものがオススメ

す。基本的にこのセットがあれば様々なプログラムを実際に動かして楽しめます。これ

らはArduinoUno互換品となっています。

 

 

私が使用している純正品のArduinoUnoはこちらです。

 
ArduinoC言語C++と呼ばれるプログラミング言語を使用してプログラムを書いてい
 
きます。ArduinoC言語の基礎的な学習Arduino特有の関数などをより勉強したい方
 
はこちらの本が常に役立つのでオススメです。私も、日ごろこちらの本で大変勉強に
 
なっていす。

 

Arduino IDEの開発環境が整っていない方はこちらの記事を参考にしみてください。

physiaki.hatenablog.com

physiaki.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

1.プログラム構成

 今回はシンプルにLEDの明滅(チカチカ)、Lチカを行っていきます。まずは今回使

用するプログラムを紹介します。

const int LED = 13; //① LEDはデジタルピン13に接続
void setup()
{
  pinMode(LED, OUTPUT);    //② デジタルピンに出力設定
}
void loop()
{
  digitalWrite(LED, HIGH); // ③LEDを点ける
  delay(500);             // 0.5秒待つ
  digitalWrite(LED, LOW);  // ④LEDを消す
  delay(500);             //  0.5秒待つ
  digitalWrite(LED, HIGH); // LEDを点ける
  delay(200);             // 0.2秒待つ
  digitalWrite(LED, LOW);  // LEDを消す
   delay(200);             // ⑤1秒待つ
}

コメントアウト(//)でプログラムの目的を記載しています。

 

①まず、今回はデジタルピン13番からLEDに電圧を与えるので13番ピンをLEDの出力

使用することを定義します。

 

②セットアップ(set up)内で、①で設定したLEDピン(13)のピンモードを設定しま

す。LEDは出力されることで機能するアウトプットモジュールであることからOUTPUT

で設定します。

 

③LEDはデジタルピンの13番に接続するのでdegitalWrite(デジタルライト)を利用して

LEDの設定してるピンにHIGHを与えます。HIGHはONの状態でありLOWはOFFの状態を

意味ます。つまり、この文ではLEDを点灯させることになります。

 

④③で点灯したLEDを光らせた後、500msの遅延を挟み次はLEDをLOWにします。これ

により③で点灯したLEDは0.5秒後に暗転することになります。これによりLEDの点滅

実現できました。

 

⑤loopの中で繰り返される文は最後の文が終わってしまうとすぐに先頭の文に戻って実

行を繰り返します。今回、最後にLEDを操作している文はLEDを消していますが先頭の文

では点灯を指示しています。この間に時間差がないと、LEDが消されている時間が存在

しないことになります。よって、ここで遅延のdelayを挿入しています。

 

 

 

 

 

2.回路構成

 前述のプログラムに沿って回路を作成していきます。今回は非常にシンプルです。

回路構成

図の様に13番ピンとグラウンド(GND)にLEDを差し込みます。ここで注意してほしい

のはLEDのアノード(陽極、足の長いほう)を13番ピンに差し込みます。LEDは順方向

電圧でしか機能しないため逆方向の電圧をかけても意味がありません。

 

※今回は短時間光らせるため直接LEDに電圧をかけていますが、本来LEDは抵抗を挟ん

使用します。長時間の点灯などを行う際には抵抗を挟まないとLEDの寿命が短くなる

ので注意しましょう。

 

 

 

 

 

3.実際にチカ(光)らせる

 回路とプログラムが完成したらさっそくLチカを行っていきましょう。Arduinoに回路を組みIDEが入っているPCに接続し書き込みをするとLEDが点滅して光ります。

youtube.com

 

 

 

 

今回は以上です。次回はボタンでのLEDの制御を紹介しようと思っています!

 

 

【完全初心者用】Arduinoで楽しく開発ー初心者コース②~ArduinoIDE操作方法~

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このブログでは定期的にArduinoでの様々な電子工作について紹介やオススメをしてい

ます。Arduinoが初めての方にも丁寧で分かりやすいブログになるように頑張っていま

す!

 

 

今回は新たに「Arduinoで楽しく開発」と題して、初心者コース②~Arduino開発環境~

と言うことで、Arduino IDEの使い方を主に紹介します!Arduinoの始め方どうやって

、と言った人はぜひ過去の記事と合わせて読んでみてください!

 

 

Arduinoで楽しく開発ー初心者コース②~ArduinoIDEの使い方~

 

 

 

Arduinoをお持ちでない方は、こちらの入出力モジュールがセットのものがオススメ

す。基本的にこのセットがあれば様々なプログラムを実際に動かして楽しめます。これ

らはArduinoUno互換品となっています。

 

 

私が使用している純正品のArduinoUnoはこちらです。

 
ArduinoC言語C++と呼ばれるプログラミング言語を使用してプログラムを書いてい
 
きます。ArduinoC言語の基礎的な学習Arduino特有の関数などをより勉強したい方
 
はこちらの本が常に役立つのでオススメです。私も、日ごろこちらの本で大変勉強に
 
なっていす。

 

 

ArduinoIDEの環境設定ができていない方はひとつ前のこちらの記事を参考にセットアッ

プしてください。

physiaki.hatenablog.com

 

 

 

 

1. ArduinoIDEでのプログラム作成

 前回の記事でIDEの設定をした際に、ArduinoIDE開いてすぐに見えていたコードがプ

ログラムの原型であり、プログラムの編集をする場所です。

見て分かるように、二つの関数「void setup」と「void loop」があります。void setup

内には主に、与えた変数の初期設定や通信の開始など、この後コントロールする系全体

動作開始に必要な初期設を行うプログラムを書き込む部分となります。void loop

内では、Arduino内で繰り返し行うプログラムを書き込む部分であり、この部分に書き

込んだプログラムをArduino半永久的に処理し続けます

 

 

 

 

2. 作成したプログラムの保存

①検証と保存

作成したプログラムにエラーがないかを検証するには画面左上の「チェック」マークの

部分をクリックすることで行えます。


新しく編集し始めた新規ファイルの場合、エクスプローラーが立ち上がり保存先が求め

られます。任意の保存先に保存できたらプログラムの検証が始まります。ここでプログ

ラムにエラーが無ければ「ボードへの書き込みが終了しました」と画面下方に表示され

ます。一方で、エラーの場合赤い警告文が表示されるのでエラー文を参考にプログラム

の訂正を行って下さい。

 

 一度保存した後にプログラムの訂正や編集したものを上書き保存する場合は、同様に

画面左上(写真の部分)の「下矢印」マークをクリックしてください。

 

 

Arduinoへの書き込み(コンパイル

 検証でエラーをはかず正常なプログラムが完成したら、次はArduinoを接続した状態

で書き込み(コンパイル)を実行していきましょう。書き込みは同様に画面左上の「

矢印」マークを行うことで実行できます。もしArduinoを接続しているのにエラーが出

て書き込みできない場合は以下の手順で確認してください。

 

  1. 左上「ツール」から、「ポート(port)」を確認し、Arduinoが接続されているUSBポートが選択されているか
  2. 同様に左上「ツール」から、「ボード(board)」を確認し、「Arduino Uno」が選択されているか
  3. 1,2で解決できない場合、一度Arduinoとケーブルを抜いて、再度接続し直してみる

 

基本的に大半のエラーは上記のいずれかで回避することができます

 

 

③スケッチブック

 エクスプローラーの「Arduino」のパスの1つ下に収納されているフォルダーが基本的

にスケッチブックです。スケッチブックは1つ1つのプロジェクトのイメージです。スケ

ッチブックの中にそれぞれのプログラムコードを収納することで分別することが可能で

す。プログラムを保存する際に、「Arduino」のパスの1つ下のパスに新規ファイルを作

成して分かりやすいスケッチブック名をつけて保存することをオススメします(※スケ

ッチブック名は日本語非対応)。スケッチブックからプログラムを開く際には、左上の

ファイル」から「スケッチブック」にカーソルを合わせ、開きたいプログラムが格

納されているスケッチブック名にカーソルを合わせます。そうすることで、スケッチブ

ックの中のプログラムが一覧で表示されるので、開きたいものをクリックしてください。

 

 

ファイル」の上書き保存やその他機能は、microsoft Wordなどと同じ感覚で使用できます。

 

 

 

 

3.ライブラリ

 ライブラリはArduinoの言語を用いてより拡張的なプログラムを可能にするソフトウ

ェアになります。

ライブラリマネージャー

拡張的と言っても、一般的な軸加速度センサなどを用いる際にも使用したりすることも

あります。ライブラリは左上の「ツール」から「ライブラリを管理」をクリックして確

認することができます。使用したい入出力モジュールをプログラムでコントロールする

際に必要なデフォルトに無い関数など使用したい際にはここから必要なソフトウェアを

その都度ダウンロードすることができます。また、ライブラリのアップデートは頻繁に

あるので随時アップデートしておくと良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

今回は以上になります。もし分からない事や質問があればコメントしてください!


次回は具体的にLチカなどを紹介していこうと思います。



 

前回記事:【完全初心者用】Arduinoで楽しく開発ー初心者コース①~Arduino開発環境~

physiaki.hatenablog.com

 

【完全初心者用】Arduinoで楽しく開発ー初心者コース①~Arduino開発環境~

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/Physiaki/20221126/20221126203706.png

このブログでは定期的にArduinoでの様々な電子工作について紹介やオススメをしてい

ます。Arduinoが初めての方にも丁寧で分かりやすいブログになるように頑張っていま

す!

 

 

今回は新たに「Arduinoで楽しく開発」と題して、初心者コース①~Arduino開発環境~

と言うことで、始めの一歩であるPCでのArduino開発の環境設定(Arduino IDEの使い

方)などを紹介します!Arduinoの始め方どうやってやるの、と言った方はまずこ

の記事を読んでみてください!

 

 

Arduinoで楽しく開発ー初心者コース①~Arduino開発環境~

 

Arduinoをお持ちでない方は、こちらの入出力モジュールがセットのものがオススメです。基本的にこのセットがあれば様々なプログラムを実際に動かして楽しめます。これらはArduinoUno互換品となっています。

 

 

私が使用している純正品のArduinoUnoはこちらです。

 
ArduinoC言語C++と呼ばれるプログラミング言語を使用してプログラムを書いていきます。ArduinoC言語の基礎的な学習Arduino特有の関数などをより勉強したい方はこちらの本が常に役立つのでオススメです。私も、日ごろこちらの本で大変勉強になっていす。

 

 

 

1. Arduinoマイコン)の購入

 環境設定といってもそもそもモノとしてどんなものを買えばいいの?と言う人もいら

っしゃると思いますので、まずはそこから。Arduino本体だけ購入しプログラムコンパ

イルしたところで何も面白味がありません。なのでセンサやLEDなどの入出力機器もセ

ットになっているものを購入するのがコスパが良いです。Arduinoだけ購入し、あとか

らLEDや抵抗、モーターが欲しいと思い、単品で購入していくとかなり金額がかさんで

しまいます。一般的にこのセットが最もポピュラーです。

 

 

 一方で、このELEGOのArduino uno R3は純正ではなく互換ボードと呼ばれるものです

が、純正とほぼ変わらず全く問題なく使用できます。もし、純正のArduino uno R3で開

発したい方はこちらの緑のボードの方を購入すると良いです。私自身もこちらのものを

数年前に購入して今でも使い続けています。

 

界隈では有名なスイッチサイエンスさんが販売しているので信頼性は問題ないです。

 

 

 

 

 

2. 環境設定 Arduino IDE

 Arduinoマイクロコンピュータ(マイクロコントローラー)であるため、プログラ

ムを書き込み(コンパイル)しなければ、指示を受け取れません。そのプログラムの作

成及び書き込みができる環境設定をする必要があります。

手順①Arduino IDEのインストール

 Arduinoの開発を行う予定のPCにArduino公式のソフトをインストールしていきます。

以下の公式サイトにアクセスし、お手持ちのPCのOSに合わせてインストールを行って

ください。基本的に最新のバージョンをお勧めします。

www.arduino.cc

インストールの際、寄付を求められますが「Just Download」で無料でインストールで

きます。気持ちだけでも寄付をしたい方は金額を選んで進めてください。

 

 

手順②Arduino IDEの設定

 ダウンロードしたランチャー(.exe)を開いてください。ライセンス契約に同意し、

インストールオプションは各自で選択決定してください。インストールフォルダーも同

様に各自で選択し、インストールを行いましょう。Arduino用のUSBドライバーのインス

トールも求められることがありますので、全てインストールしましょう。インストール

が完了するとこのような画面が表示(バージョンによって多少の差があります)される

と思います。

ArduinoIDE初期画面

 そしたらまずは、言語設定を日本語にしましょう。画面左上の「File」をクリック

し、「Preferences」を選択し、出てきたウインドの「Editor language」で「日本語

を選択しOKを押します。

ここで日本語設定が適用されない場合は一度IDE再起動する必要があるため、ウィン

ドを閉じて再びランチャーで立ち上げてください。

 

 

手順③Arduinoの接続・設定

 購入したArduinoをPCと接続します。付属の接続ケーブルでPCのUSBポートと接続し

てください。次に先程の左上のバーにある「ツール」を開いてその中の「ボード」にカ

ーソルを合わせてください。そうすると下の図のようにArduino unoが選択できるので

クリックして選択してください。

 

 続いてボードの下の「ポート」にカーソルを合わせます。Arduinoが接続されている

状態であればArduinoが接続されているポートが表示されるのでそのポートを選択して

下さい。(Arduinoとのやり取りをどのUSBポートから行うかを設定します)

 

 

 最後に、同様に「ツール」の下の方にある「書き込み装置」で「ArduinoSP.org」を

選択します。これでコンパイル(書き込み)の方法を設定しました。

 

以上で大まかな環境設定は完了です

 

 

 

 

 

3. コンパイル(書き込み)テスト

 最後に左上の「右矢印ボタン」(書き込み)をクリックしてみましょう!エラー表示

がなく画面下方に「ボードへの書き込みが終了しました」と表示されていれば問題なく

設定できています。(赤い表示でエラーなどが出た場合、一度Arduinoの接続を物理的

に切り再度接続しなおしてください


※紹介した内容で質問や分からないところが発生したらいつでもコメントしてください。



次回はArduino IDEの操作方法について簡単にまとめていきます!

勉強時間を効率的に・長時間続ける方法 ~ポモドーロ法・discordサーバーの利用~

 自分は理工系の学生であることもあって週末に実験レポート漬けになることが多々あります。そんな時は長時間モチベーションを保って勉強(タスク)に取り組む必要があるため精神的な疲労を含めて中々難しいことがあります。こういう場合に、是非利用して欲しい情報をこの記事では紹介しようと思います。宅浪や家で勉強する人、プログラミングや資格試験の勉強などをしている方は最後まで必見です!!!!!!!

 

 

 

1. ポモドーロ法

 長時間の勉強やタスクは最初のうちは思うようにさくさく進むことが多くあると思います。しかし、後半になってくると身体的にもモチベーション的にも思うようにいかずストレスになりよりモチベーションが下がるということが良くあるでしょう。個人的には実験レポートは特にこの傾向が出ます........。

 そんなときにお勧めなのがポモドーロ法です。簡単に説明すると、集中休憩をそれぞれ一定の決まった時間で繰り返し(サイクル)ていく方法です。これによって適切な休憩時間を取りつつ、身体的にも精神的にも負担が少なく勉強に取り組むことができます。実際私がこの方法で勉強やタスクに取り組む際には、休憩時間に椅子から離れリビングなどのゆったりとできる場所で休憩することで、頭の中で前のサイクルの時間の進捗を見直し、次の時間にすべきことを考えることをしています。それにより、モチベーションの維持を保つことにもつながっていると感じます。個人的にお勧めのサイクルは集中50分/休憩10分の1時間サイクルです。
ポモドーロ法についての書籍があるので気になる人は是非読んでみて下さい。

 

 

 

2. ワークアウトタイム

長時間の勉強やタスクでは椅子に座る時間が長いため、身体的な負担があり、結果的には精神的にも響いてきます。そこで、ワークアウトタイムを挟むことをお勧めします。ワークアウトとは、簡単に言うと運動です。つまり、体を動かす時間を設けることです。内容は個人によると思いますが、散歩やランニング、サイクリングや筋トレなどがあります。運動をすることで着席により滞っていた血流が良くなり気分もリフレッシュされるため、進捗が思うようにいかない場合には是非ワークアウトタイムを挟んでいくことをお勧めしたいです。

私の場合、家での筋トレをするために下のリンクにある重量可変のダンベルを用意して定期的な運動を取り入れています。

 

 

3. Discordオンライン自習室(メイン)

 家での勉強やタスクは1人の空間で行うこともあり、人によっては続けられない人もいるでしょう。そんな時に家でも自習室の様な環境でかつ勉強やタスクのアシスタント的存在になるものがあります。それがDiscordを利用したオンライン自習室

🦁Studyroom自習室)です。(私が管理しております)このサーバーでは海外の有志の方々が作成した"Study Lion Bot"と言うBotが主な機能を果しています。その機能の一部を以下に箇条書きします。

  • 月ごとの勉強時間によるリーグ戦(勉強時間によって称号が付与される)
  • Todoリストの作成及びチェック
  • 週間、月間の勉強時間帯や目標時間、タスク達成率
  • 自動でアナウンスされるポモドーロタイマー付きの自習室
  • リマインダーの設定
  • 勉強時間などによって得られるコインによるネームのカスタム
  • ワークアウトタイムによるコイン報酬

その他も多くの機能があり、とにかく実際にサーバー入って使ってもらわないと書ききれないほどです。スクリーンショットでのサーバーでの機能の一部も載せておきます。

bot機能の一部

 

また、botの機能とは別に宿題や課題の質問チャンネルや雑談チャンネルも設置されており、勉強時間を有意義にするためのイベントも定期的に行っています。
 何と言っても、サーバー勉強しているメンバーがいることでモチベーションが上がると感じます。カメラオンにして手元や姿を映す自習室チャンネルもあるのでやり方は各々色々です。

ぜひ、このサーバーに参加して仲間と一緒に良い勉強ライフを生み出してください!!
参加は次のコードからできます→

discord.com

 

 

 

現在総メンバー数740人突破! (最終更新2024/1/07)

 

 

 

 

 

 

 

 

【1週間の勉強でサクッと】アマチュア無線3級試験の対策 ~合格体験談

 

 

どうも。むささびPです。

今回は自分が8月に受けて合格したアマチュア無線技士3級試験について自分の勉強法や、試験対策、免許申請の流れなどを紹介しようと思います。

 

正直受かることだけを考えた場合のパターンなのでそれだけは注意してください。

 

※前提として自分は理工学部の2年生なので高校物理レベルの電気回路などの知識はあるということで話していきます。

 

 

目次

 

 

 

試験の構成

3級以上では「法規」、「工学」の2つに分類されています。説明するまでも無いかもしれませんが、電波法という法律や無線局の運用、周波数の利用に関してなど様々なことが法律で定められています。それらの知識とモールス信号の読み取りが法規試験で問われます。工学の方では、高校物理で習うような電磁気学の基礎から電波の送受信に関する仕組みや装置の中身までをも問われます。

試験では法規と工学の試験問題がそれぞれ1枚ずつB4サイズの両面印刷で配られます。法規は16問、工学は14問で合計30問を70分で解きます。解答は選択肢4つのマーク式です。

 

試験対策

①まずは参考書を1冊買いましょう

私は「第3級ハム 集中ゼミ」という参考書をを使いました。

正直これで不足なことはないといっても過言ではありません。

 

私は2週間前から少しづつ始めました。章ごとに問題があるので一通り読み終えたら問題を解いて、間違えていたら時間を空けて完答できるまで何度もやり直しました。法規はこれでどうにかなります。

 

一方で工学はやはり物理学や工学の範囲なので法規のようにうまくはいきませんでした。まだ理工学部の2年で電子回路の知識もないので大半の範囲は仕組みを覚えるということは諦めて暗記に徹しました。それでも章ごとの問題は法規のように完答できるまでにした方が良いと思います。

 

②モールス信号

法規の中でも大変なのがやはりモールス信号の暗記だと思います。規則性に関しては全くないのでその覚え方は避けた方がいいと考えます。自分はとにかく暗記しようと思いましたが最初は全然でした。そこでYouTubeでこの動画を見て覚えました。

youtu.be

控えめに言ってこの動画の作者さん天才です(笑)。それぞれのアルファベットの音がイニシャルの言葉のトーンで覚えるというものでびっくりするほどそのトーンが一致しているので半日で全部覚えられました。間違いなくこの動画で勉強するのが手っ取り早いです。

③過去問形式の演習

正直なところ初めから演習だけやってでも受かることは可能だと思います。というのは、他の資格試験にも言えることかもしれませんが出題される問題がほぼテンプレ化されていてセンター試験対策のように数をこなして問題に慣れて暗記するだけでも試験は受かるからです。しかしそのためにはそれ相応の数をこなさないと行けません。そのためにこの過去問演習用のサイトがお勧めです。

www.edu-hakodate.jp

 

参考書の方で章ごとの問題を完答できるまで繰り返した方がいいと述べましたが、正直なところこのサイトの過去問演習だけで合格するための力はつきます。

法規と工学で分かれており成績優秀者は名前を登録することも可能なので少しモチベにして頑張ってみるのもいいかもしれません。

 

 

試験を受けた感想

上記のような過去問で慣れてしまっって試験を受ければ間違いなく受かります。また試験は70分ですが早ければ20分程度で解き終わってしまいます。途中退出が許可されているので早めに終わらせても問題ないです。私も20分ほどで解き終わってしまったので

途中退出しましたが3~4割の方は同じようにすぐに退出していました。何度も言っていますが、本当に数をこなして暗記していれば計算問題以外は一瞬で解けます。挑戦しようとしている人は頑張って過去問で問題の量をこなしてください。

 

その後の流れ(免許申請)

しばらくしてはがきで合格通知が届きます。そうしたら、必要な申請書類を総務省のサイト

www.tele.soumu.go.jp

からダウンロードして記入したものをサイトの説明に沿って地域ごとの通信局に送りましょう。1か月ほどすると免許証が届きます。

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うっすらと見えますが角度によって富士山や桜、川や総務省のマークなどの虹色の模様が見えます。初めて見るとその豪華さに結構驚かされますのでみなさんも是非手に入れられるよう頑張って下さい!