むささびPのblog

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【1週間の勉強でサクッと】アマチュア無線3級試験の対策 ~合格体験談

 

 

どうも。むささびPです。

今回は自分が8月に受けて合格したアマチュア無線技士3級試験について自分の勉強法や、試験対策、免許申請の流れなどを紹介しようと思います。

 

正直受かることだけを考えた場合のパターンなのでそれだけは注意してください。

 

※前提として自分は理工学部の2年生なので高校物理レベルの電気回路などの知識はあるということで話していきます。

 

 

目次

 

 

 

試験の構成

3級以上では「法規」、「工学」の2つに分類されています。説明するまでも無いかもしれませんが、電波法という法律や無線局の運用、周波数の利用に関してなど様々なことが法律で定められています。それらの知識とモールス信号の読み取りが法規試験で問われます。工学の方では、高校物理で習うような電磁気学の基礎から電波の送受信に関する仕組みや装置の中身までをも問われます。

試験では法規と工学の試験問題がそれぞれ1枚ずつB4サイズの両面印刷で配られます。法規は16問、工学は14問で合計30問を70分で解きます。解答は選択肢4つのマーク式です。

 

試験対策

①まずは参考書を1冊買いましょう

私は「第3級ハム 集中ゼミ」という参考書をを使いました。

正直これで不足なことはないといっても過言ではありません。

 

私は2週間前から少しづつ始めました。章ごとに問題があるので一通り読み終えたら問題を解いて、間違えていたら時間を空けて完答できるまで何度もやり直しました。法規はこれでどうにかなります。

 

一方で工学はやはり物理学や工学の範囲なので法規のようにうまくはいきませんでした。まだ理工学部の2年で電子回路の知識もないので大半の範囲は仕組みを覚えるということは諦めて暗記に徹しました。それでも章ごとの問題は法規のように完答できるまでにした方が良いと思います。

 

②モールス信号

法規の中でも大変なのがやはりモールス信号の暗記だと思います。規則性に関しては全くないのでその覚え方は避けた方がいいと考えます。自分はとにかく暗記しようと思いましたが最初は全然でした。そこでYouTubeでこの動画を見て覚えました。

youtu.be

控えめに言ってこの動画の作者さん天才です(笑)。それぞれのアルファベットの音がイニシャルの言葉のトーンで覚えるというものでびっくりするほどそのトーンが一致しているので半日で全部覚えられました。間違いなくこの動画で勉強するのが手っ取り早いです。

③過去問形式の演習

正直なところ初めから演習だけやってでも受かることは可能だと思います。というのは、他の資格試験にも言えることかもしれませんが出題される問題がほぼテンプレ化されていてセンター試験対策のように数をこなして問題に慣れて暗記するだけでも試験は受かるからです。しかしそのためにはそれ相応の数をこなさないと行けません。そのためにこの過去問演習用のサイトがお勧めです。

www.edu-hakodate.jp

 

参考書の方で章ごとの問題を完答できるまで繰り返した方がいいと述べましたが、正直なところこのサイトの過去問演習だけで合格するための力はつきます。

法規と工学で分かれており成績優秀者は名前を登録することも可能なので少しモチベにして頑張ってみるのもいいかもしれません。

 

 

試験を受けた感想

上記のような過去問で慣れてしまっって試験を受ければ間違いなく受かります。また試験は70分ですが早ければ20分程度で解き終わってしまいます。途中退出が許可されているので早めに終わらせても問題ないです。私も20分ほどで解き終わってしまったので

途中退出しましたが3~4割の方は同じようにすぐに退出していました。何度も言っていますが、本当に数をこなして暗記していれば計算問題以外は一瞬で解けます。挑戦しようとしている人は頑張って過去問で問題の量をこなしてください。

 

その後の流れ(免許申請)

しばらくしてはがきで合格通知が届きます。そうしたら、必要な申請書類を総務省のサイト

www.tele.soumu.go.jp

からダウンロードして記入したものをサイトの説明に沿って地域ごとの通信局に送りましょう。1か月ほどすると免許証が届きます。

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うっすらと見えますが角度によって富士山や桜、川や総務省のマークなどの虹色の模様が見えます。初めて見るとその豪華さに結構驚かされますのでみなさんも是非手に入れられるよう頑張って下さい!